明日は、第15回詰将棋解答選手権チャンピオン戦!!
明日平成30年3月25日(日)に、東京会場と大阪会場の二箇所で、詰将棋解答力日本一を決める第15回詰将棋解答選手権が行われますね!!
つい先日最年少記録で六段昇段をきめた藤井聡太六段が、現在3連覇している大会としても有名です。
プロ棋士の先生方も参加されますが、あくまでもプライベートとして参加だそうです。
アマとプロが同じ土俵に立って一個人として対等に戦えるのもこの大会の大きな魅力ですね。
ただし、流石にプロが参加するだけあってその内容は凄まじく、
◎第1ラウンド:制限時間90分、5問(39手詰以内)
〜休憩〜
◎第2ラウンド:制限時間90分、5問(39手詰以内)
と、恐ろしい内容になっています(汗)
(年度によっては、ルールが変わります)
順位については、まず得点が高い順、同点の場合は提出時間が早かった人を上位になるように決めるそうです。
因みに各問題の手数は39手以内ということは明言されていますが、それ以外は不明です。
要するに実質手数不明の状況で解くということです。
手数不明の詰将棋は、手数が明示されている場合に比べ難易度が桁違いに跳ね上がります。
例えば7手詰と分かっていれば、それだけで答えを発見しやすくなりますし、手順を見つければ答えの確信を得やすいです。
手数が分かってても解けない私のような凡人は、手数不明ではとてもじゃないですが解く気がしません。
「詰将棋興味あるけど敷居高すぎるし、とてもじゃないけど、参加できないだろ……(´Д`)」
と、普通の人ならなるでしょう。
でも、大丈夫ですよ!!
実は、チャンピオン戦以外にも、
初級戦と一般戦があります。
平成30年4月7日(土)に、全国26会場で開催されるようです。
初級戦も、一般戦も同じ日に時間をズラして実施されます。
内容は以下の通りです。
・初級戦:1手〜5手詰を制限時間40分
(去年は、各問題に手数表示あり)
・一般戦:5手〜15手詰を制限時間60分
(去年は、各問題手数不明)
初級戦でも、全問正解するのは有段クラスでも結構キツイと言われてるそうですが…。
楽しむ目的であれば、5手詰ハンドブック〈2〉を苦しみながらでも何とか解けるなら、十分挑戦できるでしょう。
因みに私は、去年の初級戦の過去問を解いて、6問中正解は4問でした。
最期の2問が、かなり難しい印象です。
各会場で参加可能人数が決まってるようですが、3月一杯は申し込みを受け付けてるようなので、気になるなら参加してみてはどうでしょうか?
かく言う私も、参加します(笑)
詰将棋を最近意識して解いていますので、そのモチベーションアップのために初級戦と一般戦に申し込みました。
元々詰将棋キライーな自分には、もってこいな素晴らしいイベントです。
車で片道2時間かけて行ってこようと思います。
これを機に少しでも詰将棋好きになれれば良いんですが……(^.^;
初級戦全問正解、一般戦2問正解を目標に頑張りたいと思います。
因みに、詰将棋解答選手権の実行委員の委員長を務める若島正さんは、詰将棋作家として大変有名で、自身の詰将棋解答力もプロに引けを取らない(というかプロを凌駕するエピソードも多々ある)凄い人です。
若島さんの著書で有名な本で、『盤上のファンタジア』があります。
一度絶版になっていたのですが、去年の夏に新しく出版されました。
- 作者: 若島正
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私も、実力が伴わないのは分かるのですが、若島さんの作品に触れてみたくて購入しました。
答えを見るのは勿体無いので、実力があがるにつれ少しずつ挑戦していきたいと思います(*^_^*)
『【新版】3手詰ハンドブック』レビュー
- 作者: 浦野真彦
- 出版社/メーカー: 浅川書房
- 発売日: 2011/09/01
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私も自身も一番周回してる本です。
本書は、看寿賞受賞経験もある浦野真彦八段が執筆し2005年に発売、一度絶版になった『3手詰ハンドブック』を改定して2011年に再出版したものだそうです。
旧版との変更点につきましては、本書に詳しく記載されていましたので、参考までに引用させていただきます。
新版について
本書は『3手詰ハンドブック』(2005年、日本将棋連盟刊。以下旧版)を大幅に改めたものです。主な修正点は以下の通りです。
◉問題図について
・7割以上の問題を、修正または差し替えました。
・旧版では、実践的な形にするための飾り駒を置いていましたが、新版では最小限にとどめました。
・やや専門的な話になりますが、正解手順の最終手で3手以上かかる迂回手順はありません。必ず1手で詰むようにしました。
◉解説について
・全200題、すべて書き改めました。
・初手に正解手以外の手を選んだ場合、なぜ詰まないかを詳しく解説しました。
・2手目の応手が複数ある場合も、できる限り解説するようにしました。
著者
浦野先生のハンドブックシリーズは、1手〜7手の短手数の実戦型で、かつ同じ手数の問題だけで構成されていることが大きな特徴です。
今でこそ同様に3手なら3手、5手なら5手のみで構成された本というのは珍しくもないのですが、当時は革命だったようです。
昔の詰め将棋の本を漁ってみると、確かに1手〜9手、5手〜15手など、複数の手数の問題で構成された本しか見当たりません。
(実戦型を意識した問題は多くあるが…)
こういった形式の本は読者層を広げるという意味では良いですし、一冊で色々なレベルの問題に取り組めるので見方によってはお得感があリます。
ただ、実戦前のウォーミングアップや、詰み型を覚えるという目的のために使用するならば、やはり同手数の方に軍配が上がると思います。
『3・5・7手実戦型詰将棋-基本手筋をマスターし、級から段へ (池田書店 将棋シリーズ)』のような、複数手でも絶妙なバランスの本もあるのでそれが全てとは言えませんが…(^_^;)
また、見開きに4問ずつ問題が載っていてノーヒントなのも、このシリーズの特徴です。
解答は、次の見開きに4問まとめてあります。
個人的には非常に好きな形式ですが、中には
「解いてる間に答えを忘れちゃうから、この形式嫌い!!」
って人も、いるようです。
最初のうちは無理せず、1問解くごとにページをめくって、他の解答を手で隠しながら見ないように答え合わせしましょう。
ページの途中で中断するとキリが悪くて気持ち悪いって方は、付箋を問題番号のところに貼っておくのをオススメします。
(付箋が栞の役割も果たすので、一石二鳥です!)
……前置きが長くなりました(^o^;)
今回レビューするにあたり、半年ぶりに解き直してみました。
結果が以下です。
見ての通り、若干ブレてますが、前半100問より後半100問の方が平均して時間がかかってます。
一瞬で解ける問題も多いんですが、後半の方が初手や詰みのパターンが多くなって検討に時間がかかる感じです。
なので、はじめて本書に挑戦する方は、後半解けなくなってきても仕様なのでビックリしないように。
実は今回初めて時間を測って解いてみました。
解く前は1分以上考える問題はもうないだろ〜って思ってたんです…が。
蓋を開けてみたら3分4分は当たり前、ドツボにはまって6分以上考える問題も出る始末でした。
12問も間違えるし……
いやぁ〜ショックだぜ(ヽ´ω`)
半年くらい経ったらまたリベンジします。
「棋力向上における詰将棋の意義」についての考察
漠然と詰将棋が棋力向上に意味があると感じているのは確かだが、実際どうか考えてみる。
詰将棋自体は、古くから日本に受け継がれている文化であるが、芸術性という側面もあるため、純粋に棋力向上に最適だから伝わってきた、と決めつけることはできない。
古い詰将棋作品となると、江戸時代の将棋無双や将棋図巧が有名だが、これらはやはり芸術性が高く評価された作品集というイメージがある。
- 作者: 伊藤宗看,伊藤看寿
- 出版社/メーカー: 平凡社
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とはいえ、ある程度将棋に精通している者で、詰将棋に触れたことがない者は、おそらく皆無である。
ほとんどの方がその効果については、実感したことがあるだろう。
だが、
「詰将棋なんて今までほとんどやった記憶ないわ。今ウォーズで三段で指してるし、あんなもん解かなくても強くなれる」
こういう人は実際にいる。
嘘をついているのだろうか?
おそらく本当のことを言っていると、私は思う。
私が思う詰将棋を解くことによるメリットは5つある。
①詰み型が頭に入る。(終盤力の強化)
②3手以上の詰将棋だと、必然的に相手と自分の手を交互に読む訓練になり、読みのトレーニングになる。
③読む力がつくことにより、他の勉強(定跡等)の効率が良くなる。
④読む癖がつくことにより、手グセで指さなくなる。(実戦でも考えて指す癖がつく)
⑤脳内将棋盤ができる。
詰将棋は一般的に終盤力の強化のために取り組む、とされているが、読みの力が強化されるため、実際は終盤だけでなく中盤力もかなり向上すると思う。
読む力が強化される、というのが最大のメリットだと思っている。
だがこれらの効果は、よくよく考えてみると、詰将棋以外でも得られるものなのではないか?
①の詰み型を頭に入れるには、実戦で出てきた詰みをソフトで解析しながら確認したり、プロの棋譜の終盤から学んだりすれば事足りる。
また、終盤力の強化としては囲い崩しや必至の方が勝ちに繋がりやすいという側面もある。
(まあ、必至は詰みを読みきる必要があるわけだが)
②も、例えば定跡書を盤駒を用いずに頭の中だけで読んでいけば、かなりのトレーニングになるハズだ。もちろん実戦でも持ち時間が長い将棋で真剣に指せば、同様の効果が得られるだろう。
③④⑤もしかり、他で補える。
実際に詰将棋を全くやらない友人は、定跡書を頭の中でなぞっており、盤駒はよっぽど読み切れない場合以外は使わないと言っていた。
盤駒を使わないことが良いか悪いかはさておき、要するに頭の中で駒を動かすトレーニングは日々行っているわけである。
詰将棋を解かなくても強くなれる、これはおそらく真実だ。(初心者や級位者の頃、多少かじる位の経験はあるにしろ、だ)
詰将棋が嫌いで弱い人もいる一方で、詰将棋が嫌いで強い人もいる。
では詰将棋は意味がないのかというと、そうではない。
人には合う合わないがあるため、詰将棋がどうしても嫌で他の勉強法に取り組んだ人もいれば、そちらの方が性に合っていて敢えてやらなかった者もいるだけの話だ。
よく考えてみて欲しい。
「詰将棋がメチャクチャ解けて、将棋が弱い人」がいるだろうか。
……いないんじゃないのか?
そりゃ、世の中には将棋に出会った直後に駒の動きを教えて、さあこのパズルを解いてって言って解いてみせる奴もいるかもだが、それは流石に例外だ。
そういう奴は、将棋を知らなかっただけで、勉強をしたら急激に伸びて「強い人」にすぐなってしまうだろう。
基本的に詰将棋はしっかりやれば、ある一定までは棋力は誰でも向上する。
詰将棋をするかしないか考える必要性があるとすれば、その先の効率を視野にいれた場合ではないだろうか。
高段者同士の対局では、定跡を知らず序盤で差をつけられると逆転が効かなくなるように、詰将棋以外の勉強も大事になってくるので、勉強効率を考える必要があり、場合によっては詰将棋を切る選択技もあるのだろう。
だがこれは高段者やプロレベルの話である。
少なくとも私には関係ない笑
結論としては、詰将棋は解けば解くほど読みの力がアップし、中・終盤に強くなり、さらに勉強効率まで上がるという、少なくとも級位者にとっては夢のような勉強法であるに違いない。
実戦はただ指してるだけでは得られるものはないが、詰将棋はただ解いてるだけで、次に繋がっていく。
スランプに陥っている時こそ、一旦実戦や他の勉強はやめて、黙々と解いてみるのもいいかもしれない。
【強くなるための最短経路⑤】勉強する上での注意点
前回の記事までで、ウォーズ1級まで上がれる方法を書いた。しかしこれには注意点がある。
①実戦(ネット将棋)は、指したい気持ちを抑えて我慢する。(3日に一回程度)
②実戦(ネット将棋)は、持ち時間の長いものしか指さない。(ウォーズなら10分)
③実戦は、手グセで指さない。
詰将棋を解く時のように、よく相手の応手を考えながら指す。
④詰将棋を毎日解く。(少し手強いレベルのものが望ましい)
読みの力が鍛えられる。
どうしても、初心者や級位で長い間止まっている者は、実戦を指したがる。
勝った、負けたで一喜一憂する。
負けたら、また熱くなって指し続ける……。
将棋に使っている時間は膨大なのにもかかわらず、実力が伸び悩む。
正直自分がそうだった。
確かに実戦でしか学べないこともある。
だけど断言していい。
級位者は実戦の数を極力減らして、その時間で詰将棋など他の時間にあてた方が強くなる。
確かに、今スマホで将棋を指せば、勝ってレートは上がるかもしれない。
だけど、実力は上がってないから、またすぐ戻るだろう。
遠いようで、それが一番の近道だと思う。
ぜひ、反面教師にしてほしい。
今回の記事については以上(*^_^*)
私も初段目指して、詰将棋は引き続き継続中です。
一連の記事で紹介した本や、その他私が読んだ本についても、そのうち詳しくレビューしていきたいと思います。
【強くなるための最短経路④】目指せウォーズ1級
【ウォーズ1級を目指すために取り組むべき事項】
ここまでやってきた人は、序盤(定跡)、中盤(手筋、詰将棋)、終盤(詰将棋)という感じである程度バランス良く取り組んできてるハズ。
ただ、最後攻めきれずに負け、というパターンが多いだろう。
ここで、寄せ(囲い崩し、必至)について勉強する必要が出てくる。
囲い崩しと必至は覚えると終盤に非常に強くなるので、非常に面白いが、手数が多いので、読みの力がある程度ついていないと正直キツイ。
基本的に、必至は詰将棋に比べ難しい(1手必至でも、その後の詰めをいくらでも長手数にすることが可能)ので、最低でも簡単な5手詰が解けるくらいになってから挑戦しよう。
よって、まずは簡単な実戦型の5手詰から入り、必至の考え方を覚え、簡単な必至問題を解く。並行して囲い崩しもやる。
詰将棋は毎日数問でいいので解こう。
これで1級までは来れる。
私はこの段階で初めて詰将棋の必要性を感じ、3手詰ハンドブックを6周、3手詰ハンドブック〈2〉を1周、5手詰ハンドブック〈2〉を2周、3・5・7手実戦型詰将棋-基本手筋をマスターし、級から段へ (池田書店 将棋シリーズ)を1周した。大分棋力が上がった気がする。
もう少し早く気づいていれば……。
悪いこと言わないから、詰将棋は解いた方がいい。
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5手詰将棋:テーマは「実戦! 」 (将棋パワーアップシリーズ)
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自信がつく良書。
◎寄せ(囲い崩し)オススメ
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ただ、絶版っぽいので、アマゾンやヤフオクで出品されているのを入手するしかない。
◎寄せ(必至)オススメ
寄せが見える本 〈基礎編〉 (最強将棋レクチャーブックス (1))
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問題→解説の流れだが、初めて必至問題を解く時は正解が見えにくいので、答えを見て覚えるくらいの気持ちでいこう。自然と寄せの基本形の理解が深まる。
私は馬鹿正直に初見で全部解こうとして、めちゃくちゃ疲れた。まずは読破するのが大事。
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相手の駒が限定されている分、読む量が減るので必至でも解きやすく、初めての必至問題集としてオススメ。
難易度別になっているので、簡単なものだけ解くのもあり。
【強くなるための最短経路③】目指せウォーズ2級
【ウォーズ2級を目指すために取り組むべき事項】
このあたりから、相手が中飛車できたら嫌だなーとか、右四間でこられると対応が分からない、とか悩む人が出てくると思う。
だから、最低限の定跡と対応策を知るため、ネットで調べたり、定跡本を読む必要が出てくる。
最初は慣れないと棋譜をなぞるのに疲れてしまうが、盤駒で実際に並べながら少しずつでいいので読み進めよう。
また、定跡本の選び方としては、自分が指したい得意戦法を強化するために選ぶよりも、いつも相手に指されて嫌な戦法の対抗策が書いている本を選ぶ方が、実戦に活かしやすく、かつ読むモチベーションにもなって良いと思う。
ついでに手筋の本も一冊並行して読むのがオススメ。
知らない手筋を覚えると、おおっ!と感動を味わえるとともに、即戦力になるため強くなっている実感を得ることができる。
3手詰も、忘れず並行して反復すること。ぶっちゃけ他の勉強は多少蔑ろになってもいい、詰将棋だけは続けよう。
◎定跡本のオススメ
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◎手筋本のオススメ
将棋・ひと目の手筋―初級の壁を突破する208問 (MYCOM将棋文庫SP)
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ダンスの歩はこれで初めて知った。
【強くなるための最短経路②】目指せウォーズ3級
【ウォーズ3級を目指すために取り組むべき事項】
1手詰めを卒業したら、今度は3手詰めをひたすら解きまくる。
ただそれだけで、3級になれる。
実際私はウォーズ4級から3級に上がったとき、我流袖飛車(ただ飛車を3筋に振って銀が突撃するだけ)を駆使して昇級した。
本当に入門棋書以外の定跡は知らなかった。
ただ、昇級した当時、珍しく3手詰を数日間集中して解いた記憶がある。(それでも40問くらい)
3手詰を繰り返し解けば、自然と読みと力が鍛えられて、必ず3級にはなれる。
詰将棋アレルギーがある人も多いと思うが、一冊頑張って仕上げてみて欲しい。
有段者にとっての詰将棋は上達にはそんなに左右しないのかもしれないが、級位者にとっての詰将棋は思った以上に即効性がある気がする。
人によってはこれだけで2級になれるだろう。
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まずは一周。終わったら周回しよう!