苦しんで強くなる将棋ブログ

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才能皆無だが、試行錯誤して棋力向上を目指す。日常ネタもたまに…

東京や大阪周辺って将棋好き的には最高の環境だよね

ふっふっふ……。
実は用事がありまして、今現在東京にきています。
もう少しタイミングが早ければ、京急将棋祭りなど将棋イベントにも参加できたので若干残念ではありますが。

ただやはり都市周辺は将棋好きにとって中々幸せな環境が整っているなあと毎回来るたびに思います。
現在進行形で地方に住んでいる人は分かってくれるはず!


face to face で将棋を指せる施設が多い

都市部には、新宿将棋センターなど利用者の多い将棋道場がたくさんあります。
特に東京(千駄ヶ谷)には将棋会館が、大阪には関西将棋会館があります。
(あと、どうやら北海道にも将棋会館があるらしい)

将棋会館での段級位認定はやはり総本山ということもあってか、将棋の実力を他者に示す上での明確な指標になりうるので、将棋会館での段級位をあげることは他の道場のそれと比較して熱が上がりやすいです。
(最近はネット将棋が普及したので、将棋ウォーズや将棋クラブ24の段級位でも実力を推し量ることが可能ですが……)
結果的に駒落ち等も勉強することになりますし、棋力向上に良い効果が期待できます。
ネット将棋中心の人はまず駒落ち勉強しませんからね。

もちろん地方にも日本将棋連盟支部の道場はありますが、人が極端に少ないため、自分に見合う棋力の相手が見つからなかったりと結構問題を抱えていたりします。
因みに私の場合は現在近場に子ども教室しかないので、そもそも指せる環境がないです。

あと話変わりますが、将棋会館売店が地味に羨ましいです。
扇子とか売ってるのよね。


大きな将棋イベントに参加しやすい

将棋イベントが開催されるのは、天童等の一部の地域を除くと基本はやはり人口の多い都市部周辺になるので、都市部に住んでいるとイベントに参加しやすくなります。
(まあ、これ将棋に限りませんが……苦笑)
指導対局とか地方に篭っててもまず受けられませんからね。
私は、将棋の駒を鑑賞したり実際に購入できる将棋駒の展示会にいつか参加してみたいです。


将棋大会の開催頻度が高い

個人的な印象ですが、将棋イベントと同じで様々な大会が頻繁に開催されているように感じます。
社団戦とか有名ですよね。
有段者の部と級位者の部に分けて、級位者や初心者でも参加しやすい工夫が行われていたりします。
正直リアル将棋大会に出られるチャンスが多いのは、超羨ましいです。


碁盤店が多い

地方には天童等の有名な地域を除くと、現在は碁盤店を市内県内に見かけない地域の方が多いと思います。

その点、都市部周辺には有名な碁盤店が今も現役でたくさん残っています。
東京周辺だと丸八碁盤店さま、青山碁盤店さま等がそうですね。
両店の店主様には、以前私も駒を見せていただいたり、話を聞かせていただいたりと色々とお世話になりました。

将棋駒や盤など棋具は高価なものが多いので、直接見て納得して購入することが長く大切に使っていく一つのポイントだと思っています。
それができる碁盤店の存在は将棋・囲碁好きには貴重な存在です。



古書店の存在

これは東京限定の話になりますが、将棋・囲碁等の専門の古書店であるアカシヤ書店を初めとして、様々な古書店に直接足を伸ばせるのが羨ましいですね。
大阪の方はあまり詳しくないですが、調べてみると東京同様古い古書店が多くあるようです。
交通網も発達してますし、楽に古書店巡りができそうですね。

因みに、実は今回はじめてアカシヤ書店に行ってきました笑
将棋や囲碁だけでなく、日本では手に入りにくい英語のチェス本なんかも多く取り扱っていて、見ているだけで凄く楽しかったです!
今回の訪問記念に購入したのが、下記の2冊。

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「伊藤果の詰将棋110」伊藤 果 著 ¥2,500
前に同著者の「王様殺人事件」を読んで以降、果先生の詰将棋のファンになってしまい、今回見つけて購入しました。
決して安い買い物ではなかったんですが、貴重な絶版本なので、良い買い物をしたと思っています。
どうせそう簡単には解かしてはくれないのでしょうが、できるだけ答えを見ずに楽しみたいと思います。

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「全戦法対応 将棋・基本定跡ガイド」長岡 裕也 著 ¥1,600
以前購入した長岡先生の「ひと目の角換わり」が読みやすかったので、購入してみました。
初手から全ての手を解説してくれているそうなので、期待大です。
あとサイン本でした。紙カバーついたままですみません。


最後に

まあ将棋に限った話じゃないのですが、都市部羨ましいぜ~っていう話でした。
上にあげた項目以外にも色々羨ましい点多々あります。

例えば先日発売のりゅうおうのおしごとの新刊に関しても、地方だとサイン本とか手に入らないからね。
切ない。
他にも個人的な趣味だけど、駒作りコミュニティーとかも都市部にしかないし。
切ない。