苦しんで強くなる将棋ブログ

才能なんか無くても強くなれる…ハズ

『羽生善治のみるみる強くなる将棋入門』レビュー

 前回は、『いちばん勝てる将棋の本』を紹介しましたが、ほぼ同時期に読んだ本で初心者に同じくらいオススメできる棋書が下記です。自分は将棋ウォーズが配信開始された頃でまだ将棋ウォーズ6級の時に読みました。


【対象棋力:初心者〜ウォーズ4級程度】


羽生善治竜王監修で2011年に出版された、入門者向けの超有名な本です。

内容としては、下記のようになっています。

◎プロローグ … 将棋のルール、棋譜の見方等
◎第一章 … 各駒の特徴
◎第二章 … 本書のメイン。各駒の特徴を活かした手筋、詰み、寄せ、基本の囲い、戦法の紹介(棒銀四間飛車)等
◎第三章 … 一手詰(12問。おまけ程度)



初心者にオススメできる点としては、以下の点が挙げられます。

①『いちばん勝てる将棋の本』と同様に、基本的な攻めの手筋が載っている。
②同じく、基本的な囲いが、相手の手順を無視して自陣の組み方だけでシンプルに説明されている。
③詰みや寄せについては、簡単なものに厳選されている。



正直初心者の頃は、駒の動きが分かっただけで、いざ対局をしてみても何をして良いのか分からない!
囲いも知らない。とりあえず見様見真似で角を交換してみたりするが、、、ここからどうすればいいの?
と、そんな感じですよね。

私も当時右も左も分からず、友人にも歯が立たず泣きそうでしたが、矢倉囲いと美濃囲い、そして棒銀戦法を覚えて少し将棋が分かった気になると同時に、序盤の手に困ることは少なくなりました。

また、棋譜の読み方や基本的な将棋用語についても本書を通して概ね説明されており、今後さらに他の戦法書等を読んでいく上で役に立つと思います。
このあたりは、入門書以外ではまず書かれていない当たり前の知識になるので、今のうちにしっかり覚えておきましょう。



本書は『いちばん勝てる将棋の本』に比べ、各駒の特性とその手筋に重点を置いているような構成で、終盤の詰みや寄せについては易しい内容になってます。(当時ウォーズ6級でも悩みながら何とか読めました。)

初心者脱出後のことを考えると、『いちばん勝てる将棋の本』の方が終盤の内容が濃い分オススメです。
ただ、この本は続編に序盤と終盤について言及したものがあり、3部作となっています。当時読まなかったのですが、手元にありますので後日レビューを書いてみたいと思います。